〈Q&A①〉社名の由来は何ですか?

Q&A

Q&Aコーナーはじめます

こんにちは!長野県松本市のデザイン会社、MAG MAG incの新海です。先日弊社のインスタグラムのストーリーズで質問を投げかけました。

「MAG MAGについて知りたいことありますか?」

ありがたいことに、いくつかご質問をいただきました。一つも来なかったら…と思っていたので嬉しい(涙)。

よりMAG MAGのことを知っていただけたらと思い、長く綴れるBLOGで、一つずつ回答させていただきます。

今回はこちら!

社名の由来はなんですか?

K様からの質問です。第一回目に相応しい質問をいただきました!

ありがとうございます。

弊社の名前は「MAG MAG inc.」。

実は、弊社のコーポレートサイト「COMPANY」ページでは、以下のように紹介しています。

MAG MAG inc.の社名の由来は「MAGNET」。
磁石には「引き合う力と押し出す力」、「南北を示す力」、必ず「両極(S極・N極)」が存在し、それらの事柄をデザインの持つ「求心力・遠心力」、「導く力」、創造する上で大切な「客観性と・主観性」と捉えました。
時代に適した手法と多様なアイデアと想いをつなげ、社会や街、人々の生活をより良くするためのクリエイティブを提供し続けます。

ふむふむ。MAGNETからきているのですね。

せっかくならこの社名を作った方に直接聞きたい!!とういうことで、ゲストをお迎えしております。

教えて!菊池さん

菊池:どうも!代表の菊池です!

新海:お忙しい中ありがとうございます!いくつか、質問よろしいでしょうか?

菊池:じゃんじゃんどうぞ!

実は、別案がありました

菊池:この社名はMAG MAGを立ち上げる際に、三井くんと話し合いながら考えました。実は、僕は違う社名にしたかったんです。

新海:え!気になります!

菊池:その当時、日本語の名前の会社やサービスが流行ったりしていて。

例えば、クラファンの「Makuake(マクアケ)」とか。それに引っ張られたのもあるんだけど、自分たちがどんなことができるかなと考えた時に僕たちの持っているデザインや、ブランディングの力で、関わった人が「良く(善く)なっていったらいいな」と思ったんです。で、考えたのが「MASU MASU(マスマス)」。散歩してる時に思いつきました。

新海:今の社名と似ていますね!韻が同じです。

菊池:「ますますよくなりますように」の意味を込めたんです。「益々」って一般的にポジティブな表現として使うことが多いし、よりよくしていきたいなって。あとは、繰り返しの言葉って覚えやすいし、パワーを感じるじゃないですか。「ダウンタウン」、「ジャルジャル」みたいな。三井くんも「いいね!」と言ってくれて。

決定の流れの中、三井くんが、三井くんの奥さんに話したら、「ダサい!」って言われたみたいで。(笑)で、三井くんもそこで「やっぱそうだよね!」となったんです。

新海:その一蹴で流されてしまったのですね(笑)

菊池:そうなの。せっかく考えたのにね。 

で、その段階で三井くんが「MAG MAG(マグマグ)」を持ってきたんです。

どんな意味なの?って尋ねたら「マグネット」のことだよって。

新海:では、どちらかというと三井さんが考えられた社名だったということですか?

菊池:僕のマスマスがベースになったんだね!(主張)

新海:マスマスから生まれたマグマグですね!

別案があったのは、私も初めて知りました。イメージとしては、タイプがいい意味で真逆なお二人だから、S極とN極に見立てていたのかと勝手に思っていました。

菊池:三井くんはそう思っていただろうね。当初は長いこと二人でやっていくつもりだったから。

そして、なんてったってS極とN極は「伸(しん)」と「則文(のりふみ)」のイニシャルだからね!

新海:はあ〜….(感嘆のため息) なんだか、マグマグという社名の必然性を感じました。

菊池:あとは、よくある〇〇デザインって付けるのが嫌で。わかりにくいなと思いながらも、やっていることより、在り方を社名で示したかったんだよね。今思うとどんな会社?って毎回聞かれるのもある意味会社に興味を持ってもらえるきっかけになるので、ラッキーと思っています。

MAGNETの持つ可能性

新海:ホームページの社名由来の文章を改めて読んでみたのですが、その中で「デザインの持つ求心力・遠心力」とあるじゃないですか。それぞれ具体的にどういったことと捉えていますか?

菊池:デザインというのは手法であり、根本には想いが必ずあるんですよ。それを使う人、見た人、持っている人にどうなってほしいという思いが必ず乗っている。

日々、仕組みを考えたりすることもデザイン。

例えば、僕らがやっている木曽のプロジェクトだったら、「どうやったら人が来るかなと考えること」=「惹きつけたい・引きつけたい(求心力)」だし、リクルートや、教育に関するプロジェクトだったら、「どうやったらその人たちが未来に羽ばたいていけるか」=「背中を押す(遠心力)」になる。

また、道に迷っている人がいたら「正しい方向へ導く」=「方位磁石の役割」とかね。全てをデザインとして捉えています。

新海:マグネット一つをとっても、こんなにも私たちの在り方を示してくれるものなんですね。磁石がぴったりくっつく様に、今しっくりきています!

菊池:僕もこの名前があるから、企業理念ができたし、自分の会社について自信を持って外で話せるんだよね。でも、マスマスもいいと思うんだよなあ〜。でも、きっとここまで意味は乗せられなかったから、悔しいね(笑)

新海:実は三井さんの奥様がキーパーソンなのでは?

菊池:そうだね、きっとその一声が無ければMAG MAGは生まれていなかったね!

MAG MAG ってどんな印象?

菊池:新海さんはうちのことを知った時、社名にどんな印象を持った?

新海:適切かわかりませんが、「かわいい!」と思いました。〇〇株式会社、〇〇デザイン事務所とか、様々ある中で、一際惹かれました。社名にMAG MAGとつけちゃう会社が面白くないわけない!と勝手にイメージしました。なんだか愛嬌がありますよね。

菊池:そうなんだよ。僕が所属している同友会ではね、「MOG MOG(もぐもぐ)」でしょ?とイジられたりもするんです。完全に僕のキャラから来ているんだけどね。

新海:(笑)。でも、私も含め、ある意味に社名に興味を持つ人がいるから「MAG MAG」という社名自体が磁石の様に人を引きつける存在になっているのではないでしょうか。

菊池:その通りです。社名から広がる話もあるし、イジられることもありがたいと思っています。「MAG MAG」らしさという人格、キャラクターが少しずつ形になってきていると思うから、それをさらにみんなで作っていけたらいいなと思っています。

新海:菊池さん、ありがとうございました!

これからは胸を張って「MAG MAG」に込められた意味を伝えて、広めていきます!

終わりに

質問をくださったK様、そして読者の皆様いかがでしょうか?MAG MAGに込められた意味、とっても深かったですね。

私自身も社歴が浅く、初めて知る背景でしたので、学びになりました。スタッフの共通認識を深める点でも、非常に素敵なご質問をありがとうございました!

次回は、会社のロゴデザインについてお届けします!

質問はインスタグラムのハイライト「Q&A」にて随時募集しております。

どしどしお待ちしております。

このブログを書いたスタッフ

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デザイナー

新海咲子

SHINKAI SAKIKO

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入社一年目のデザイナー。
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